「あな読み」のキャラクター設定 6人のセキセイインコは元ペット
「あな読み(あなたの英語が通じないのは、発音が悪いからではなく、読み方を間違えているから)」シリーズでは、セキセイインコのキャラクターが6人出てきますが、全員僕の元ペットです。約12年前に、プラムさんのモデルとなったプラちゃんが亡くなって以来、ペットは一緒にいる時は楽しいけど、死んでしまった時があまりに悲しいので、飼っていません。
プラムさんとバナナさんは、写真が残っています。これが本物のプラムさん(上)とバナナさん(下)です。
ちなみに、なぜ6人の中からレモンさんを主人公にしたかというと、レッスン1を作った時点では、先生を日本人とカナダ人の2人という設定しか考えていませんでした。2人組にするなら、名前を英語にした時に、韻を踏んでいる、つまりrhymeしている、LemonとMelon(eと、onの発音が2単語とも同じ)が良いだろうと思ったからです。レモンさんとメロンさんは、僕がまだ4歳の時に買ってもらった、人生最初のペット2人でした。ではなぜレモンさんを主人公に選んだかというと、それは僕の画力の問題です。メロンさんは、模様が複雑で、iPadを使ってキャラクターを描くのが難しいと感じたからです。一方、バナナさんと同じルチノーのレモンさんは、ほっぺが白いだけで簡単なので、最初に描くキャラとしては良いと思ったからです。
僕があわよくば日本の英語教育に広めていきたいと考えている「英語の母音の歌」を、プラムさんに歌わせたのは、プラムさんが一番最後に飼った鳥で、一番記憶に新しいからでした。レッスンが進むうちに、韓国語、中国語、そしてイギリス英語の話も加えて、少し広い視点から北米英語を見たくなってきたので、結局6人全員登場させることにしました。