以下の質問をいただきました。
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Violinの発音ですが、（レッスン11のルールによれば）ioの二つの母音のoを消去してiをロング読みするとおもうのですが、iがロング読み、oがショートu発音なのはなぜでしょうか？
全て通じる英語の37音表の内容や、発音全般に関する質問がありましたら、お書き下さい。
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2025年6月12日 10:06 PM
1件の返信
2025年6月12日 10:15 PM
これは鋭いご質問ですね。
実を言うと、レッスン11の「母音字が2つあったら1つ目をロング読み2つ目は読まない」ルールは、
あてはまるのは、ai, ay, ee, ea, oa, ui, ue （他にももう少しあるかもしれません）といった、歴史的に決まった組み合わせの2文字だけに適用される、と考えていただいた方がいいかもしれません。
つまり、歴史的にはoy, ow, oo, awの類と考えていただければと思います。
子音でいう、ch, sh, thのように、元々2文字で1つの音を表すもの（二重音字、digraphs）の母音版です。
子音だと、これらの決まった組み合わせ以外の、例えばシラブルを挟んだml(e.g. om.let) bd(e.g. sub.due)などの、"その他の"組み合わせは、普通にどちらも発音します。
ioなどは、"その他の"組み合わせなので、普通に２拍でどちらも読むことになります。li.on, bi.o.lo.gyなどもそうでしょう。
iaも、"その他の"組み合わせで、ma.ni.a, di.a.lect, di.a.go.nal などはどちらも読みますが、
aが軽音になって、さらに弱くなって完全に発音されなくなったdia.mondのdiaなどは、結果として「1つ目をロング読み2つ目は読まない」ルールがあてはまることになりますね。
余談ですが、eeとeaは、昔の英語では、それぞれ違う母音を表すつづりでした。いつのまにか発音は区別されなくなってしまいましたが、つづりの違いにその名残が残っているというわけです。
juiceなどのuiのiは、1500年代以前は普通にuと綴っていたそうですが、オランダ語の綴りを真似してuiとつづるようになったという説があるようです。
おもしろいですよね。