録音をアップしていただき、ありがとうございます。
今までのやり方でも、決してRには聞こえないので、良いと思います!
2回目の方が、おっしゃる通り若干「オ」からのグラデーションを感じるので、より上手く聞こえますが、言いやすい方でいいと思います。
short ooですが、実は私もこの母音が一番苦戦しました。
強いてひらがなで書くなら、「ぅ→あ」より「う→ぁ」のように、「ぁ」(というかshort uのような音、発音記号の[ə])が軽く添えられるイメージの方がいいかもしれません。
余談ですが、short aも、よく「ぇあー」のように書く方が多いのですが、イメージは「えーぁ」で、「ぁ」(というかshort uのような音、[ə])が軽く添えられるイメージで、「えー」の方が強いのです。
> Long ooのように口をすぼめることさえしなければ、それで良いのでしょうか?
そうですね。これは裏技的ですが、レッスン9.5で説明しているように、long ooとshort ooの違いは、最初は口を丸めるか丸めないかで区別すると、わかりやすいと思います。これで通じます。
long ooの最後のwのような感じを出さないことが、ポイントですね。
> 他の単語でも微妙にw感が出てしまっています。
これは最初の部分で、唇をすぼめすぎているのでしょう。それでしたら、唇を若干突き出しはするけど、両唇の間にスペースを空けて、すぼめすぎないことを意識すると良いかもしれません。
> プラムさんの歌に出てくるshort ooは「ぅ」の感じが無く、short uが伸びた音のように聞こえているのですが
さすが、注意深く聞かれていますね!
歴史的には、short ooとshort uは、同じ音だったらしいので、音が似ているのもうなずけます。
現在も、両者の違いは、唇を丸めるか丸めないかの違いだと言う、ネイティブの音声学者もいます。
なので将来的には、short ooは「すぼめすぎず、若干口を丸めた所から、だんだん口が丸くなくなる」というイメージをつかめればと思いますが、
最初のうちは、long ooとshort ooの違いは、最初は口を丸めるか丸めないかで区別してみると、良いかもしれません。
いかがでしょうか?