「あな読み」から「全て通じる英語の37音表(略してミナ表)」にレッスン名を変更しました。

 英語タウンさんで「あなたの英語は、発音が悪いのではなく、読み方を間違えている」というブログを書かせていただいていたので、そこに補足をしたものをレッスン名としていました。しかし、「あなたの英語が通じないのは、発音が悪いからではなく、読み方を間違えているから」では、レッスン名とするには長すぎるので、受講生の方達が何て呼べばいいかわからない、というご指摘をいただきました。そこで、単純に略して「あな読み」としました。

 しかし「あな読み」では、「穴読み」、つまり「穴を読んでいく」というイメージを持ってしまうというご指摘を、また別な方からいただきました。確かに、その通りだと思いました。もっと、レッスン名だけを見て、どんなレッスンかイメージできるようなレッスン名でなくてはならず、しかもそれを一言で説明しないといけないと言われました。

 このレッスンの一番のポイントは、「日本語の50音表のように、(北米)英語(の多くの方言)には、37音しかないので、37音さえ覚えれば、全ての単語を通じるように発音できる」ということです。ちょっと専門的な言い方をすると、「音素目録を教える」ということです。私が知っているかぎり、この最も土台となる部分を体系的に教えている教材がないのです。もちろん似たようなことをやっていて、結果的に英語の音素目録を教えることになる教材はありますが、「37音しかない。これ以外の音を使ってはいけない」という所に焦点を当てている教材は、ないと思います。でも私はこここそが最も大事で、日本人の英語の発音に関する最も大きな悩みの1つだと思っています。

 これを一言で表すとどうなるか、色々考えたところ、「全て通じる英語の37音表」というレッスン名にしました。これなら、かなり短くなりました。そして、もっと言いやすくするために、略して4拍で「ミナ表」にしました。「ミナ」は「37」のことですが、「皆」ともかけてます。「皆通じる」は「全ての単語が通じる」ということですが、「誰がやっても、全ての学習者が通じるようになる」という意味ともとれます。

 正直これだけでは、何のことかはわからないでしょう。しかし「全て通じる」という所に、いかにも全ての単語が通じるようになりそうなイメージができるのではないかという希望を持っています。

 そしてもっと大事なことは、画数による運です。「あな読み」の時には、画数などは全く考えませんでしたが、今回は、「全て通じる英語の37音表」「ミナ表」両方の画数が、運の良い画数であることも確認しました。私たちの運だけでなく、受講生の方達にとっても、発音運の良くなるレッスンであることを願っています。

 2023年11月にレッスン名を変えたところ、おかげさまで11月の新規受講者の数が10月までより増えました。これは、新しい名前がよかったのか?それとも本当に運が良い画数だからなのか?それとも、レッスンのサムネイルを変えたのもよかったか。しかし、12月には、新規受講者の数は9月までより下がってしまったので、11月はたまたまだったのでしょう。しかし2024年1月は、まだ半月ほどしか経っていないのに、既に11月の新規受講者数を上回ったので、やはり運が良くなっているのでしょうか?いや、こんな風に運という不確実な要素に頼っているようでは、まだまだですね!

 昨年は、学会発表や論文投稿、学会の理事の活動で忙しかったため、今年は「ミナ表」の新しいレッスンを増やすなど、ミナ表活動をもっとやっていきたいと思います。

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